Yamakohの備忘録

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【Vision Metron 5D ACR】Reacto4000に導入 取り付け編

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ステム一体型カーボンエアロハンドル「Vision Metron 5D ACR」をメリダのReacto4000に取り付けたのでその工程をレビューします。

Vision Metron 5D ACR

Vision Metron 5D ACR

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出典:https://www.podium.co.jp/lineup/5054

イタリアのコンポメーカーであるFSA(FullSpeedAhead)が展開するブランドVisionのステム一体型カーボンエアロハンドル「Vision Metron 5D ACR」

プロロードレースでも採用されているハンドルを愛車Reacto4000に取り付けてみました!

なぜ5D ACRを選んだのか

数多くあるステム一体型のハンドルの中から「5D ACR」を選んだ理由としては

  • プロチーム(Bahrain Victorious)に合わせたかったから
  • Racto4000がACRシステムを搭載しているから
  • 見た目が好みだった

3つ目の見た目は置いておいて。上二つが選んだ理由です。

まずは日本の新城幸也選手が所属しているチームBahrain Victoriousが、自分の愛車と同じMERIDAのReactoにこのハンドルを採用していたから。

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ソンニ・コルブレッリ選手 出典:https://www.suidkaapforum.com/

もう一つはVisionのACRシステムです。ACRはすべてのケーブル(ブレーキ・シフト)をフレーム内部及び、フレームから直接ハンドル内にルーティングさせる機能。言い換えればフル内装を可能にするシステムです。

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出典:https://www.podium.co.jp/brands/fsa/technology

私のReacto4000(2021)もACRに対応しており導入のハードルが低い事、軽量化も果たせることから交換を決めました。

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標準装備でコラムスペーサーはARC対応の物が装着されており、実はステムの途中まではフル内装となっています。

www.yamakoh-note.com

いざ開封!

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今回はWiigleで購入しました。年末のセール価格で51,000円くらいでした。

Amazonや楽天、Y'sロードの店頭でもよく見かけるので入手性は悪くは無いですね。安く買うならWiigleのセールを狙うのがおススメ。

 

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ちなみにハンドル幅400mm・ステム長は100mmをチョイスしました。

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付属品はこんな感じ。
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サイコンのマウントが付属しています(GARMINとWahooに対応)。

右の写真はコラムスペーサー。通常の丸い輪っかではなくケーブルを通す専用の穴が設けられています。

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ハンドルの裏はこんな感じ。

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ACRに対応していないバイクでもハンドル内部だけケーブル内装が出来るように、穴が設けられています。

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コラム前方の横長の穴からケーブルを通す

ハンドルを取り外す

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バーテープを剥し、ブラケットカバーをめくってSTIの固定ネジを緩める

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ステムのネジを緩める

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ハンドルを取り外します

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コラムとの取り付け部も外します

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ステム本体の下にケーブルを這わせていたんですね

FSA NS SMR ステム

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話はそれますが、これがFSA NS SMRというステム。完全内装は出来ないorやりたくないけど見た目をスマートに見せたい、という方には持って来いのステムでは?

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ステム本体とケーブルを隠す樹脂製のカバーで構成されています。

重さの比較

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Reacto4000(2021)に装着さていたハンドルはメリダ純正の「MERIDA Expert CW」というアルミハンドルでした。重量は約318gm

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一方ステムは約224gm

ステムとハンドル合わせて543gmです。

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今回取り付けるMetron 5D ACRはなんと370gm!!

ハンドルの交換だけで140gmの軽量化に成功です。そりゃ全部カーボンだもんね

ACRシステムのコラムスペーサー

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こちらがACRの分割式コラムスペーサー。

真ん中がコラムを通す穴でその上がアウターケーブルを通すスペース。分割式の為ケーブルをルーティングした後に追加することも、減らすことも出来ます。画期的

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コラムスペーサーの厚みは2種類

付属品としてはスペーサーが計3個入っています。厚みが1cm×2個と0.5cm×1個です。

Reacto4000のフロントフォーク

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こちらがReacto4000のカーボンフロントフォーク。ニョロっと出ているのがフロントブレーキ用のホースです。

Metron 5D ACRを取り付ける

※ブレーキホースのSTIレバーへの取り付けについては長くなるので割愛しますm(__)m

    その内記事にします・・・

取り付ける際にあると良いモノ・便利なモノ

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MucOffのグローブとバイオグリス
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MucOffのカーボングリスと日本製紙のワイプオール

先ほどから写真に写っているグローブはMucOffの作業手袋になります。結構手が汚れるのであると良いです。それに加えグリス類、ネジ止め箇所が多くあるので通常用カーボン素材用のグリスはあると良いでしょう。最後に汚れをサッと拭き取るためのペーパータオルです。
その内MucOffのメンテナンスツールもレビューしたいですね。

下部ベアリングにグリスを塗る

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古いグリスは拭き取ろう

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ぬりぬり

ダストカバーとコラムスペーサーを付けてケーブルを通す

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ケーブルの状態が上下の写真で異なるのは気にしないで下さい。。。

コラムスペーサーを付けた状態が伝わればOKです。

ハンドルにケーブルを通す

ケーブル内装型のハンドルで一番の難関はこの作業。ハンドルの中でアウターケーブルがつっかえてもう大変です。ただ、一応のやり方はあるので下記の通り。

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まずはシフターケーブルを通します(これは簡単)

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シフターケーブルをガイドに、アウターケーブルを入れていく

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頑張ってケーブルを押し込んでいくと、出口から顔を出してくれます

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必要な工具追加、ペンチでアウターケーブルを引っ張ります

手順としては①シフターケーブルを左右に通す。②通したシフターケーブルをガイドに左右のアウターケーブルを通す。③アウターケーブルが通たことでハンドル内に道素地が出来る。④最後にブレーキホースを左右に通す。

この様なやり方で1時間ほど頑張る必要があります(汗)上手くいかない場合は、先にブレーキホースを何とか通して、①→②の順でシフターケーブルを通してみて下さい。

ハンドルの固定

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ネジで固定する箇所がカーボン素材の場合は、カーボングリスを使おう

最後の最後でつまづいた

”つまづいた”と言うよりかは「完成形が説明書通りにはならないバイクもある」という事が分かった。

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Expander Assembly

最後にこの銀色のパーツをコラムの支柱に挿し込むのですが、写真のとおりケーブル一本通せそうな切れ込みがある。

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でもって、ハンドル前方にはケーブルが通せそうな穴が開いている。画像の様に4本あるケーブルの内、一本はコラム中央から出してハンドルに通すのが正解か?

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ACRの説明書

やはりそうだ。⑥のパーツに作られた空間にブレーキホースを通してハンドル方向に持って行くのがお作法みたいです。

ただ、Racto4000のフロントフォークの構造はと言うと

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ブレーキホースはコラムの外に出るよう造形されている

ブレーキホースが外に出る作りの為、どう頑張ってもコラム内を通して先ほどの銀のパーツを通じるルートはできないのだ。だから「完成形が説明書通りにはならないバイクもある」と言う事。

4本とも同じルートを通っているが、幸いにもハンドルの固定やハンドリング、ブレーキ・シフト操作に影響は全くないので良かった。

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4本通しても余裕あるしね

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トップカバー

最後にトップカバーをネジで固定して完成です!

取り付け完了

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いや~~~~カッコいい!!

レーシングカーのウイングの様な、戦闘機の主翼の様な、エアロエアロな形状がたまりません!!!

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横から見るとこんな感じ

さいごに

ハンドル交換には合計4時間ほどかかりました・・・ショップに頼んでも良かったんだけど、自分で交換できた達成感は嬉しいモノです。

今回は取り付け編という事で次回は1000kmインプレッションをしようかと思います。走り心地、メンテ、サイコンやライトの取り付け問題等まとめてみます。