「デジタルライカは高い!」私もそう思う一人ですが、”ちょっと手を伸ばせば”買える金額、”直感的な操作とシンプルなデザイン”が愛らしいLeica CLはいかがですか?
- 手に馴染む小さな相棒 LEICA CL
- Leica CLを選んだ理由
- その他スペック
- お値段
- 満たされる所有欲
- ELMARIT-TL 18mm f/2.8 ASPH.で雨の代官山を撮ってみた
- さいごに
「いつかはライカ」と言っても、フィルムではなくデジタルのほう。
でもデジタルだって最高峰のM10は100万以上するし、SL2やQ2でも70万以上。まだまだ自分はその域には足を踏み入れられないと思っていたところ、小さくてミニマルなデザインのLeica CLに出会い昨年の6月に購入しました。
手に馴染む小さな相棒 LEICA CL
「Leica CL」は2018年に発売されたAPS-Cのミラーレスカメラです。当時は出たてで、いまやライカ×パナソニック×シグマ共通でお馴染みのLマウントが搭載されています。
”CL”という名前とシンプルな見た目から、かつてライカとミノルタが共同開発した「ライツミノルタCL」を連想させますね。実際は関係ないみたい。
Leica CLを選んだ理由
アルミ削り出しのボディ
なぜCLを選んだかと言えば、手に取った時の継ぎ目の無い滑らかな感触とシンプルなデザインです。(もちろん、SL2やQより安いからという理由もあるケド)
無駄に握っていたくなるようなデザインと、ボディがコンパクトなので鞄にジャケットのポケットにすっと入れられます。
シンプルな操作部
左右のダイアルとその上にあるボタン。なんのマークも目印もないシンプルさに心惹かれました。左側のボタンは撮影モード選択、右側のダイヤルはISO感度や絞りなど8種類の機能から割り当てが出来ます。
ファインダーが綺麗
これは他のレビュー記事やカメラ系YouTuberの方も言われていますが、ファインダーの液晶が物凄く綺麗で視認性も抜群です。正直、自分が持っているSONY α7ⅲよりも綺麗に写ります(笑
その他スペック
- 2,424万画素CMOSセンサー、ISO感度はISO100~50000。
- ライカLバヨネットマウント、アダプター使用でMマウントレンズもOK。
- 連写の最高速はメカシャッター、電子シャッター共に10コマ/秒。
- 背面モニターは3型のタッチパネル。
- SDカードはUHS-IIに対応、外部端子は無し。
スナップをメインとしたお散歩カメラであることを考えれば、特段スペック面で不満はありません。写真転送アプリ”Leica FOTOS”を使用すれば無線でスマホに写真を送ることが出来ます。 ただ、外部端子がないのでモバイルバッテリーなどで充電が出来ないのだけ惜しい・・・
お値段
Leica CLはボディカラー(ブラック・シルバー)に加え下記の3種類から選べます。
- ボディのみ ¥355,300(税込み)
- ボディ+TL18mm F2.8 ¥491,150(税込み)
- ボディ+TL18-56mm F3.5-5.6 ¥522,500(税込み)
新品で買うと、それでもまぁお高いですがマップカメラの中古等ではボディが22万前後でTL18mmが11万前後で揃えられます。ちなみに私はヨドバシで買いましたが、6月の梅雨時、土砂降りの日に行ったら5万円値引きしてくれました(神) 売上欲しかったんですかね。
満たされる所有欲
当然ボディ前面に付いているライカの赤バッジもそうですが、電源オフ時に写るライカのロゴ。これまた良いんですわ・・・・
「製造の幾つかの工程で専門家によって綿密な検査を行いました」
「このカメラを梱包しました」
と、それぞれ担当の方のサイン入り証明書が封入されていました。これだけでもライカが高い理由が分かる気がしますね。
ちなみに、購入するとご立派な化粧箱に入っていますよ。箱代だけで1万円くらいするんじゃ。
ELMARIT-TL 18mm f/2.8 ASPH.で雨の代官山を撮ってみた
エルマリート18mm f2.8の細かいレビューはその内記事にするとして、サクッと軽く撮った写真を載っけておきます。
いかがでしょうか。たった5枚だけなので大した事も言えませんが、仮に同じ構図をα7ⅲで撮ったら全く異なる写真になるなと思いました。
記事に載せる写真はリサイズしているので伝わりにくいのですが、、、しっとりとした立体感と言うか、写真に閉じ込められた空気感と言うのか。少なくとも今まで撮ってきた写真とは”何か”が違うなと感じたのが正直なところです。
さいごに
また別記事で色々と記したいと思いまが、”直感的な操作とシンプルなデザイン”が愛らしいLeica CLは間違いなく自分の中のベストオブお散歩カメラになりそうです。