Kodakのフィルムの中で最安だけど、しっかり”フィルムらしく”写る「ColorPuls 200」のレビューと作例を紹介します。
「Kodak ColorPlus 200」
今回の主役、「Kodak ColorPuls 200」はコダックが発売しているISO200のカラーネガフィルムで、ラインナップの中では最安のフィルムになります。
- 価格・・・★★★★★
- 入手性・・・★★★★☆
- クセ・・・★★☆☆☆
特徴
とにかく安い(コダックでは)
まず特筆するべき点は、値段です。
家電量販店では概ね600円台後半から700円台と、前回レビューしたKodakの「Gold 200」よりも安いフィルムとなっています。
写りの雰囲気が良い
ColorPlus 200の特徴は、”フィルムらしく”写るです。「フィルムなんだからフィルムっぽく写るだろう」というツッコミはなしにして、良い意味で淡く・くすんだ・懐かしい雰囲気に仕上がります。
前回レビューのGold 200はクセが無いとレビューしましたが、こちらはどこか懐かしいノスタルジーな写りをしてくれます。
おはようございます( ^ω^ )
— 三宝カメラ (@sanpoucamera) 2020年8月24日
本日も19時まで営業しております!!
Kodak Color Plus 200 セール特価 450円(税込) で
販売中✨
お一人様10点まで 無くなり次第終了になります。
ご来店お待ちしておりますm(__)m pic.twitter.com/pQPev5BSJb
東京は目黒区 東急東横線学芸大学駅にある三宝カメラさんで、セール価格450円で沢山買ったので作例を紹介します。
作例
今回使用したカメラは、ほぼRollei B35です。(たまにLeica M4-P)
いずれも画角は40mm、現像はポパイカメラさんで「おまかせ仕上げ」です。
日なた
日陰・曇り
室内・暗所
いかがでしょうか。
基本的には暖色寄りの写りになります。
個人的には、良く晴れた冬の日や秋の西日の中での撮影に適しているフィルムだと思います。Gold 200もそうですが、ColorPlus 200も扱いやすくフィルムを始めたばかりの方にも非常におススメの一本です。
生産終了・終売の噂
2019年末にTwitterなどで、「ColorPlusが生産終了するらしい」と言った噂が多く囁かれていました。たしかに、カメラ屋さん数件を回ると在庫が少なくなっていました。”また安くて良いフィルムが姿を消すのか・・・”と思いましたが、どうやら某カメラ屋が誤った情報を流した事に起因するそう。
実際には終売の話はなく、何を間違ってそんな話になったのか・・・
ちょっとした話題になった1~2か月後、店頭にはてんこ盛りのColorPlus 200がならんでいるのでした。