2020年10月16日にケンコートキナーから発売されたソフトフィルター「ブラックミスト No.05」を使って東京駅の夜景を撮影してみました。果たして映画のワンシーンになるのか!?
BLACK MIST No05(ブラックミスト No.05)
発売前からかなり話題になっていた「ブラックミストNo.05」
先代の「ブラックミストNo.1」のソフト効果を半分に抑え、夜景や逆光撮影時に光を優しく拡散しシネマティックな雰囲気を演出するそう。
その名の通り、非常に微細な黒い拡散材を光学ガラスで挟み込んだフィルターです。
「レタッチなしで、撮ったその場で映画のような質感を得られる」という宣伝文句に釣られて予約購入してしまいました(笑
~映画のワンシーンのように~
最近よく聞くフレーズですよね。確かにそんな写真が撮れたら嬉しい。
正直、構図やロケーションや機材云々、はたまた撮り手のセンスと色々要素があるので素人には難しい訳ですが、少しでもそんな写真が撮りたい!!
⇧のブラックミストの紹介ページが素敵過ぎて即買いを決めました。
サンプルの写真が非常に自分好みで、これに少しでも近づけるならフィルター代なんてタダみたいなものです(?)
東京駅周辺の夜景を撮影してみた
たまたまテレワークではなく出勤日だったので帰りがけに東京駅を撮影してきました。
カメラはSony α7ⅲでレンズはSEL2470Zです。ホワイトバランスはオート、クリエイティブスタイルは夜景に設定しています。
まずは新丸ビルの前から。
撮った瞬間からフィルターの効果を感じられました。街灯・ヘッドライト・信号、あらゆる光源部に滲みが出ています。
こちらは止まっていたタクシー。少しアンダーめに撮りました。
タクシーのテールライト。この日は結構入れ替わりが激しくて、台数が揃っていたのはこのタイミングくらいでした。だんだんと活気が戻ってきているよね東京。
少し移動して丸の内中通りへ。毎年12月になるとライトアップをやっているので撮りがいがあるんだけど、まだ10月なのでなんとも。
このフィルターの説明には、「望遠側では効果が強く、広角側では効果が弱くなります。」とあります。確かにその通りで、上の写真は70mmで撮ったもの。ヘッドライトの白飛びが目立ちますね。
最後は行幸通りから眺める東京駅舎です。いつ見ても良いよね、この景色。
まとめ
いかがでしょうか。
「全体的に黒くくすんで、光源が優しく滲む」ブラックミストの名の通りになりました。シネマチックな1枚にする為に編集で黒を強調させるのはよくやりますが、ブラックミストを装着した事で自然とシネマチックに仕上がりました。
Kenkoの特設ページでは夕暮時やポートレートなども作例が載っているので、今度はそっちも試してみたいところ。