今回は青い挿し色が特徴のコダックのフィルム「Kodak ULTRAMAX400」のレビューと作例を紹介します。
「Kodak ULTRAMAX400」
今回の主役、「Kodak ULTRAMAX400」はコダックが発売しているISO400のフィルムで、赤や黄色がメインのコダックのイメージカラーとは異なり青いパッケージが目に付きますね。
- 価格・・・★★★★☆
- 入手性・・・★★★★☆
- クセ・・・★★★☆☆
特徴
お手頃価格
価格は以前レビューした【Kodak ColorPlus200】と同等か少し高いくらいで、550円~600円台後半と昨今のフィルム相場から見れば”お安いフィルム”になります。
横浜駅にあるカメラはスズキさんにて550円で購入しました。
絶妙な青味
ULTRAMAX400の特徴はパッケージの青からも来るように、青味がかった仕上がりになります。ただ、そこまでクドい青ではなく薄っすらとしたブルーを感じられる色合いになります。
作例
では作例行ってみましょう!
今回使用したカメラはLeica M4-Pです。(たまにRollei B35)
いずれも画角は40mm、現像はポパイカメラさんで「おまかせ仕上げ」です。
日なた
夕方
室内・日陰
いかがでしょうか。
全体的にどのシーンでも寒色寄りの仕上がりになります。特にカンカン照りの空の下と日陰では薄っすらとした青味を演出できるかもしれません。
ColorPlusが優しい暖色なら、ULTRAMAXは優しい寒色という事ですね。シーンや気分によって使い分けるのも面白そうです。
個人的には同じ青味でもこのウルトラマックスの青は、富士フィルムのそれとは違う気がする・・・フィルムは奥が深いですね。