ドイツの個性派フィルムメーカー KONO! から発売されているお洒落なパッケージが目を引くフィルム「KONO! Delight ART100」をレビューします。
KONO! Delight ART100
今回は個性的なフィルムを多数展開しているドイツのブランドKONO!から発売されている「Delight ART100」をレビューします。
- 価格・・・★☆☆☆☆
- 入手性・・・★☆☆☆☆
- クセ・・・★★★★☆
チャンプカメラさんで購入しました。お値段は3,100円。
値段は高いですね。製品の特長からくる高さなのか、ここ最近の世界情勢の影響で高いのか、判別がつかない昨今のフィルム界隈・・・
KONO!の公式サイトで通販をやっている様なので、気になる方は海外通販して入手するのもアリかと。
特徴
強烈なコントラストを感じる移り
Delight ART100はアメリカの映画用フィルムがベースで、それをドイツで職人が手作業で着色しているのだそう。この"映画用フィルム"がどのメーカーのモノまでかは分かりませんでした・・・
写りは全体的に暖色寄りのコントラスト高めといった感じ。クセがあるので使うシーンを選ぶフィルムです。
作例
7月の江ノ電沿いをスナップしてきました。
使用したカメラはLeica M4-Pです。レンズはVoigtlander ULTRON 35mm f2
現像はポパイカメラさんで「おまかせ仕上げ」です。
日なた
日陰・くもり
まとめ
いかがでしょうか。一言で言うと難しいフィルムです。薄曇りや日陰の相性は悪く
比較的晴れ間が見えている状況でも望んでいた写りにはならず・・・コントラスト高めの暖色寄りというのはどのシーンでも共通していそうです。フジのPRO400Hの暖色版みたいな。
撮るならよく晴れた日(できればピーカン)で、背景もしくは被写体がカラフルだとこのフィルムを活かせそうですね。作例の1~5枚目くらいまでは許せるかな。