Kodakの最上位フィルムである「Kodak Portra800」プロも御用達のフィルムは優れたシャープネスで”その場の空気”を写してくれる最高のフィルムでした。
Kodak Portra800
今回の主役「Kodak Portra800」はコダックが発売しているISO800の好感度フィルムでプロアマ問わず、非常に評価の高いロングセラー商品です。
- 価格・・・★★★★★
- 入手性・・・★★★★★
- クセ・・・★★☆☆☆
特徴
最上位フィルムである(お値段)
特筆すべきは価格。ISO800だからという事もありますが約3,500円。(※2022年末時点)
流行り病とロシアウクライナのアレでフィルムも随分高くなってしまいました・・・今回はチャンプカメラさんで購入。不安定な供給状況でも品揃えがしっかりしていて助かります!
他のコダックフィルムとは一味違う写り
記事のタイトルを”その場の空気を写す”とした通り、ISO800という好感度でありながらも、粒子感は目立たずかつシャープネスに写るのが特徴。
色味は暖色寄りでポートレート撮影にも向いています。撮るシーンを選ばないので使いやすい一本です。
以前レビューした「Gold200」や「ColorPlus200」とはまた違う写りをしてくれます。フィルムって面白い。
作例
今回使用したカメラはLeica icとLeica M4-Pです。
画角はいずれも40mm。現像はポパイカメラさんでおまかせ仕上げです。
屋外
夜・室内
まとめ
いかがでしょうか。高感度でシャープな写りだからこそ伝わってくるその場の”空気、囲気”みたいなものが伝わってきます。
特に夕暮時、夕陽を浴びながらのシチュエーションはまさに持ってこいの一言。写りが暖色寄りなので、より一層温かみのある1枚に仕上がります。高いフィルムだからこそ1ショットを大切に、真剣に切りたくなる。”フィルムを楽しんでいるな”と感じる1本でした。