さてさて。フィルムカメラが趣味の一つであるからには、今まで撮ってきたフィルムのレビューもしようと思いまして、唐突ですが記事にしようと思います。
今回レビューするフィルムは「Kodak Gold 200」です。
「Kodak Gold 200」
今回の主役、「Kodak Gold 200」はコダックが発売しているISO200のカラーネガフィルムです。
- 価格・・・★★★★★
- 入手性・・・★★★★☆
- クセ・・・★☆☆☆☆
特徴
特徴を三拍子で表すなら「安い・手に入りやすい・クセが無い」です。
安い
年々値上がりを続け、その度にフィルムカメラの将来と懐が寒くなる昨今のフィルム事情ですが、こちらのフィルムはネットだと700円前後。フィルムカメラ屋さんなどでは500円台で売られている所も多く見受けられます。
今回、東京は東急東横線 学芸大学駅にある三宝カメラさん(後で作例にもチラッと写ってるよ!)で購入。
手に入りやすい
そもそも縮小を続けるフィルム市場ですがヨドバシカメラ、ビックカメラ、カメラのキタムラ等の店頭では必ず取り扱っている印象です。(少なくとも都心の店舗では)
クセが無い
フィルムカメラの面白さとして、使うフィルムによって写り方・雰囲気といった写真全体の印象が全く違ってくるというのがあります。
「このフィルムはどんな写り方をするのだろう」「今度お散歩するあの街の風景には合うかな」そんな事を考えている時間もフィルムカメラの醍醐味だと私は思います。
このGold200はどんなシーンでもマッチする、いわゆる「安定した」フィルムといった感じでしょう。
作例
言葉で説明するより、目で見て確認です。作例をどうぞ
使用カメラは「Rollei B35」です。(これもその内記事にします・・・)
画角はすべて40mm。SSや絞りはその都度変えています。
現像はポパイカメラさんで「おまかせ仕上げ」です。
日なた
曇り
日陰・暗いシーン
いかがでしょうか。使用したカメラRollei B35は目測式なのでピントが合っていない写真もありますが(言い訳)…日なた・曇り・日陰(暗いシーン)と、3つのシーンに分けてみました。
どのシーンでも暖色とも寒色とも言い切れない色味です。日なたはやや暖色寄りでしょうか。曇りの状況では本当に特徴が少ない淡白な写りになった印象です。ラストから2,3枚目の友達を撮った写真は木陰ながらも、バックから夕陽が差し込もうかという状況でした。日の光が少しでも入れば、写りは暖色に寄りそうです。
個人的には夕暮れ時や良く晴れた日に使いたいなと思いました。ISO200なので室内は厳しいですが、屋外であれば問題なく使えて、写りにクセのない使いやすい一本だと思います。