ミニマルなデザインのLeica CLに相性抜群の単焦点広角レンズ「ELMARIT-TL F2.8/18mm ASPH」は最高のスナップレンズでした。
Leica CLとELMARIT-TL 18mm
ミニマルなデザインに惹かれて購入したLeica CLと同時に手に入れた単焦点広角レンズ「ELMARIT-TL F2.8/18mm ASPH」を気付けば使い始めて3年。他のライカのレンズが高いからという理由でこのレンズしか使ってこなかったのですが、いつの間にかスナップレンズとして日常の相棒になっていました。
ELMARIT-TL F2.8/18mm ASPH
ELMARIT(エルマリート)はライカでf2.8のレンズを指す言葉です。
このレンズの正式名称は「ELMARIT-TL F2.8/18mm ASPH」f2.8という比較的明るめのレンズに加え、画角が18mmという広角レンズ。
さらには”ASPH”の文字が付いているので、非球面レンズを搭載し非常にコンパクトな一本。まさにパンケーキと呼ぶにふさわしいレンズですね。
重さは80gm、厚さ21mm、最短焦点距離0.3m~と、言う事無しですね。
カバンに忍ばせてふとした瞬間に日常を切り取る
薄くて軽いELMARIT-TL 18mmは荷物にならず何処へでも持って行けます。カバンに忍ばせて、コートのポケットに入れて。スナップレンズとはこういう事なのかも。
ここからは実際にELMARIT-TL 18mm × Leica CLで撮った写真達です。「ほーん、こんな写りなのか~」と参考になれば。
この写真はノールックで撮ったもの。良いタイミングで真ん中に人が現れました。
f2.8のボケ感はどうでしょう。
たまに見かけるねこ、かわいい。
白と黒のコントラストはいかがですか?
自由が丘駅、徒歩30秒の所にある裏路地。もうすぐここも再開発されるみたい。
広角を活かして。
新宿の北村写真機店にあるVintage Salon。希少なライカが見れてとっても楽しい。
これはLightroomでティールオレンジ風に編集しています。
f2.8なので暗い場所でも撮れますね。でもボディのLeica CLがお世辞にもスペックが良くないのでこれ位が限界。
思いのほかシャープな描画
MマウントのELMARITもそうですが、こちらもクセが無くシャープな写りをしてくれます。
物撮りもイケる
スナップにも良いですが、物撮りもイケる一本。
本ブログのサムネの撮影はおおかたこのレンズです。
フレームの光沢感と、ホイールのカーボン柄がたまらない。
f2.8で撮ったもの。ゴリゴリにボケる訳ではなく程よい感じ。
旅行に最適
思い立った小旅行、何も考えずにこの18mmのレンズをつけて。
まとめ
いかがでしょうか。
元々このレンズは”欲しいから買った”という訳ではなく、ボディのマウントの問題。APS-CのライカLマウントはレンズの種類が少なく、必然的に行き着いたという感じ。他にもSIGMAの18-50mmやTTArtisanの35mmを使っていますが、気付いたらELMARIT-TL 18mmに戻っています。
小さく・軽く・よく写る3拍子揃ったレンズというものは何度でも使いたくなります。