中国からやって来た現行カラーネガフィルム「SHANGHAI LIGHT400(上海申光牌400)」を使ってスナップしたのでレビューします。
SHANGHAI LIGHT400(上海申光牌400)
今回の主役、「SHANGHAI LIGHT400」は中国にある上海劍誠實業有限公司という商社?から発売されているISO400のカラーネガフィルムです。出処の詳細が良く分からないのが中華らしいですね(笑
- 価格・・・★★★☆☆
- 入手性・・・★★☆☆☆
- クセ・・・★★☆☆☆
お値段は1180円。
ネットでの入手性は悪いですね。今回はチャンプカメラさんで購入しました。都内に限った話ですが、三方カメラさんや北村写真機店さんでも扱っていたので、いわゆるカメラ屋さんの店頭にはありそうな感じ。
特徴
少し青味がかった素直な写り(PRO400Hに似ている)
写りとしては全体的にシアンが強めな仕上がり。ただ、しつこさは無く晴れの日や薄曇りの日に使いたい一本。フィルムカメラ界隈では”中華版PRO400H”と言われていたので、PRO400Hが好きな方は是非試して頂きたい。
作例
今回使用したカメラはLeica M4-Pです。
画角はいづれも35mm、現像はポパイカメラさんで「おまかせ仕上げ」です。
日なた
薄曇り・日陰
暗所
まとめ
いかがでしょうか。SHANGHAI LIGHT400
PRO400Hを知っている方なら"確かにソレっぽい"と感じるのではないでしょうか。少しシアン強めの素直な写り。夏の良く晴れた日に使いたくなるフィルムでした。
個人的には薄曇りのシチュエーションでも扱いやすいと思います。結構曇りの日に撮った写真ってイマイチな事が多かったりしませんか?
最近では"中華レンズ"の勢いも凄いですが、いよいよ"中華フィルム"も楽しめる時代になりそうですね。