カーボンフレームだけど少し重たい「Reacto4000」の軽量化計画②。前回は約100gの軽量化を果たしました。今回はディスクローターをDURA-ACEグレードに変更しました。
Reacto4000(2021)
メリダのエアロロードバイク「Reacto4000」はカーボンフレームなのに重量は8.6kgと、お世辞にも軽いとは言えません。”なんとか7kg台前半”を目指すべく、軽量化の過程を記事にします。
前回はクランクの交換で約100gmの軽量化
今回はディスクローターを交換
初期装備のDEOREグレード SM-RT54
Reacto4000にはデフォルトでシマノのマウンテンバイク向けコンポーネントであるDEOREのSM-RT54が搭載されています。こちらも前回のクランク同様、価格を抑えるための選択かと思います。
シマノ DURA-ACE RT-MT900に交換
DURA-ACEグレードのRT-MT900に交換しました。
やはり見た目は断然RT-MT900ですね。フィンに塗装された黒い放熱ペイントが締まった印象を与えてくれます。
両者を比較
今回は初期装備と同じ160mmを選択しました。
ここ最近、リアだけ140mmにするのがロードレース界隈で一般的になっているそうで、そのうちリアだけ140にしようかなぁと。


重量はSM-RTが156.5gでRT-MT900が113.7gでした。
その差約43gなのでフロントリアで86gの軽量化になりました。
メリット
- ストッピングパワーの増加
- メタルパッドにも対応
- アイステクノロジー搭載
軽量化以外のメリットは上記の通りで、制動力の違いは乗り始めてすぐに感じる事ができました。街乗りが多い自分には嬉しいメリットです。
SM-RT54はレジンのブレーキパッドしか対応していませんが、RT-MT900はメタルパッドにも対応しているので好みに合わせて変える事ができます。
また、シマノアイステクノロジーFREEZA搭載でブレーキング時の熱を素早く放出し、制動性能とパッドの寿命を延ばす事ができるそう。
デメリット
デメリットを挙げるなら、価格だけでしょうか。
RT-MT900は7000円台なのに対しSM-RT54は1300円ほど。
まとめ
いかがでしょうか。やはり見た目は圧倒的にこちらの方が良いですよね。価格の違いに目をつむれば、制動力・冷却性・軽量化を得られるのでお勧めします。
Racto4000軽量化計画
初期重量=8.6kg
クランク交換=98gの軽量化
ディスクローター交換=86gの軽量化
現在重量=約8.4kg
次回はハンドルの交換です!