最近は「塗る保護フィルム」といったスマホ用の商品が出てきていますが、腕時計に適したヤツがありました。今回は「クリスタルガード・クロノアーマー」をレビューします。
「クリスタルガード・クロノアーマー」
今回レビューするクリスタルガード・クロノアーマーは、㈱オールージュが発売されている腕時計用クリーナー兼コーティング剤です。
特徴
- あらゆる素材の腕時計に使用可能
ステンレス、ゴールド、プラチナ、チタンからカーボン、プラスチックまで様々な素材に対し、艶出しと傷汚れの防止が可能。
- 鉛筆硬度9Hのミクロクリスタルガラス皮膜
9Hレベルの皮膜を形成出来るため、擦り傷を予防する事が可能。ゴールドやプラチナなど表面硬度が柔らかい素材にはその能力を最大限発揮。
- 重ね塗りで艶出しと硬度が向上
日々のお手入れ時に塗る事によりコーティングが重なり、上品な艶と擦り傷の防止能力が増す。
塗り方
クロスが必要
色々な方のレビューを見ていると、普通のクロスだったりマイクロクロスを使ったりと皆さん自己流のやり方をしているみたいです。私の場合はキョンセームをおススメします
セーム革とは鹿の天然皮革を使用したクリーニングクロスの事で、その中で最高品質なのが小型の鹿を使用したキョンセームと呼ばれる物になります。
最初に汚れを拭き取る
先ずは、時計表面に付着した汚れを拭き取ってキレイにしましょう。
良く振ってから
コーティング剤をプッシュする前に、良く振りましょう。
クロスに4~5回吹き付ける
クロスがある程度濡れる位プッシュします。
いざ、塗布
”ゴシゴシ磨く”と言うよりかは、”かるく拭く”位の力加減で時計の気になる箇所に塗っていきます。写真の様に、「ガラスを水拭きした時」の様な乾ききっていない感じが伝わりますかね。塗り伸ばすイメージです。
塗った後
塗った後は、私の場合2~3分待ってからクロスで優しく拭き取ります。いわゆる仕上げ磨き的な感じですね。ちなみに、塗ってから24時間ほどで硬化して定着するそう。
アマゾンのレビューなんかを見ると、3~4回塗り重ねる人が多いみたいですね。自分も数日かけて4回ほど重ね塗りしました。
塗った後、ディスプレイ部を指でなぞってみると明らかに表面がコーティングされているのが分かりました。表面も艶が出ています。
さいごに
この手の製品ってあまり意味ない説も聞きますし、形有るもの必ず傷はつく訳ですが、塗ることによって「明らかなクリーニング艶出し効果と、気持ち程度の傷防止」が得られるので個人的にはアリだと思います。
キズがどの位防げるかは、半年位経ってからでないと分からないのでその内経過レビューでもしてみようかな。