2022年にロードバイク界隈を賑わせた”サイコンとマウントの間に挟むライト”こと、RAVEMEN「FR160」の後継機「FR300」がリリースされていたのでレビューします。
RAVEMEN
RAVEMENは香港にある自転車用ライトを製造するメーカーです。2022年にサイコンとマウントの間に挟む様に固定するフロントライト「FR160」をリリースし、そのユニークな固定方法とスタイリッシュな見た目から、ロードバイク界隈を賑わせてくれました。今回2年振りに後継機?である「FR300」がリリースされたので実際に使ってみました。
RAVEMEN FR300
付属品と値段
ライト本体と取説。ここまではFR160と同じですが、FR300ではWahoo用のマウントアダプター、TypeC to TypeCケーブル、TypeC to MicroUSBケーブル、ストラップが付属しています。
お値段は5,949円でした。対してFR160は4,099円。(2024年4月末時点)
後継機?であり改善されている箇所も多いことから約2,000円の値上がり。RAVEMENのライトはAmazonのセールでよくクーポンを配っているので、セール時に買った方が良いです。
大きさと重量
サイズは高さ8.2cm(+0.7mm)、幅6cm(+0.3mm)、厚さ2.5cm(+0.4mm)と、数字で表せば微々たる差ですが、実際に比べると画像の通りです。
重さは75g(+20g)でこちらも若干重くなっています。
改良①~ボタン配置~
FR160では電源ボタンとTypeCの端子は手前側に揃っていましたが、FR300では電源ボタンが左側に移動しており、ライトのONOFF操作がしやすくなっています。
改良②~ストラップホール~
Xを見ていると、FR160では「段差を乗り越えた際にマウントから外れて飛んで行った」というポストがちらほら見られました。(マウントとの相性もありそう…自分は起きていない)
それの対策かは分かりませんがFR300ではストラップホールが備わりました。
改良③~サイコン用モバイルバッテリーになる~
これが一番のウリポイントでしょう、なんとサイコン用の緊急モバイルバッテリーになります。これはよく考えましたね。ケーブルを持っていることが条件ですが、ロングライドでサイコンのバッテリーが危うい時に助かります。
最近のサイコンは充電端子がTypeCですが、自分が使っているWahooのELEMNT BOLTはMicroUSBです。その辺も考えてか、2種類のケーブルを付属してくれた点は高評価。
ちなみに「スマホやその他デバイスは充電しないで下さい」と取説に書いてあったので、あくまでサイコン用という事で。
改良④~スペックの向上~
FR160よりもライト、バッテリーが大型化したことにより明るさ・ランタイム・視認性が向上しています。
全ての点灯モードにおいて明るさがアップしていることが分かります。個人的にはデイライト用途として一番使うWarning flashingモードが、300ルーメンで9時間と大幅に向上しているのが嬉しかったです。
まとめ
昨今の情勢も相まってか値上がりしたFR300。元々愛用していたという点と、昼間しかライドをしない、明るさ・ランタイムの向上を考えると個人的には"十分買い"だなと思いました。