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【日本酒のコミケ】にいがた酒の陣2024に参戦してきました

"日本酒のコミケ"とも呼ばれるカオスな伝説的日本酒イベント「にいがた酒の陣」に参戦してきたのでレポートします。

にいがた酒の陣

引用:https://www.niigata-sake.or.jp/sakenojin/sakenojin-info/

www.niigata-sake.or.jp

にいがた酒の陣」は新潟県酒造組合が年に一度行うイベントで、県内の日本酒醸造所が一挙に集まり日本酒を試飲、購入ができる日本酒好きにとってはたまらないイベントです。”日本酒のコミケ”と称されることが多いですね。

噂には聞いていたのですが、ついに念願叶って参戦してきたのでレポします。

チケット争奪戦

引用:https://www.niigata-sake.or.jp/sakenojin/sakenojin-info/

誰でも参加できるわけではなくチケット制となります。例年、3月開催でチケットの発売は1月下旬頃です。(販売はイープラス)

イベントは2日間、午前午後全4回の入替制で指定座席ありのAチケットと座席なしのBチケットです。AとBどちらが良いのかの見解は後程・・・

今回は1日目午後の部を選びました。ちなみに、一分で完売しました(; ・`д・´)

参加したい方は必ず発売と同時に購入しましょう。2,3日経って空きが出たという話も聞きましたが、不確実なのでお勧めできません。

参戦レポート

酒の陣の影響が全てとは言えませんが、自分が乗った東京からの新幹線は指定席、グリーン車満席でした。ホテルも軒並み満室だったので、チケットの確保ができたら新幹線とホテルの確保も早めに行うことをお勧めします。

コインロッカーは望み薄

2日目の朝8時の新潟駅コインロッカーです。全て埋まっていました。宿泊するホテルに預けるのが良さそう。

朱鷺メッセ

例年、会場となる朱鷺メッセまでは新潟駅から臨時バスが出ていますが、徒歩でも行ける距離です。実際に歩いてみたところ、時間としては15分くらいでお散歩にはちょうど良い距離でした。

待機列

開場の一時間前には待機列がかなり伸びていました。有名どころの酒造を狙っている人は早めに並ぶ様で。ただし開場から30分は試飲はできない(購入はOK)ので、絶対に手に入れたいお酒がなければ、早くから並ぶ必要はないと思います。

ただ、待機列の後半は屋外に並ぶことになるので寒さ対策はしっかりと。列が進んで建物の中に入れれば問題ないです。(ほんとにコミケみたい

入場

いざ決戦!!ほのかに日本酒の香りがする(気がする)会場内へ。

入り口でお猪口とやわらぎ水をもらいます。このお猪口がずっと欲しかったんだ!!追加でお水を買うこともできます。

このやわらぎ水、お酒を一杯飲んだら一口飲むというペースを守ると長く試飲を楽しめますよ。

雰囲気

会場内の雰囲気はさながらコミケの様でした。試飲開始のアナウンスと同時に拍手が沸き起こり、各々が気になるブースへと足早に向かいます。

試飲

酒蔵の方にお猪口を向けるとわんこ蕎麦みたくお酒が注がれます。注がれる量はお猪口3分の1くらい。ケチ臭いなと思うでしょう?でもそれでイイ。気づけば普段とは比較にならないペースで呑むことになるので(笑)

付き合ってくれた友人とかんぱ~い!

吞んでみて「ちょっと好みに合わないな」と思ったら別のブースへ、「おっ!」と思えば他の種類も試飲してみると良いですね。ブースによって差はありますが、概ね4~7種類の試飲が用意されていました。

気に入ったものがあればその場で購入しましょう。「後で買う(`・ω・´)キリッ」と思っても、イベント後半には酔っぱらってどのブースの何の銘柄だったか忘れます(笑)

八海山の利き酒セット(500円)

有料試飲もありました。限定酒だったり単価の高いお酒は有料での試飲が多い印象です。値段はブースによって様々で100円~500円ほど。写真の様にプレートで貰うところもあれば、お猪口にたっぷり注いでくれるところも。

チケットはどちらが良いのか

引用:https://www.niigata-sake.or.jp/sakenojin/sakenojin-info/

冒頭で触れたAとBの2種類のチケット、どちらが良いのか。Aチケット(指定座席あり)はブースを囲うように用意された座席とテーブルを使うことができます。BチケットはAチケット用のテーブルのさらに外側(壁沿い)に用意されたテーブルを誰でも使うことができます。

Bチケット用テーブルからの景色

今回はBチケットでの参加でしたが、ひたすら吞み周りたい人はBチケット購入したお酒をその場で楽しみたい人はAチケットだなと思いました。感想としては試飲の時間は2.5h(あっという間)なので、席に座ってまったり過ごすのはちょっと勿体ない気も。

何度も参加して"分かっている人"・"フードも楽しみたい人"・"沢山は呑めない人"がAチケットなんだなと感じました。Bチケット用のテーブルも中盤以降は比較的空いていたので、初参戦の人はBチケットが良い気がします。

服装

お猪口ホルダーはマスト

結論から言うと、動きやすく・暖かい服で・小さめのバッグが最適だと思いました。基本的に両手が空くスタイルが良いですね。中途半端に大きめのショルダーバッグを持って行ったのですが、結局買うお酒は720ml瓶が殆どで複数本買うとなると入りきりません。結局手で持つことになるので、身に着けるバッグは小さくても良いでしょう。(やわらぎ水=500mlペットボトルが入ればOK)

ブースによって決済方法が異なるので現金を多めに持っていくと良いです。

お猪口を落として割る人が続出する酒の陣、それを回避するために「お猪口ホルダー」なるものが物販スペースで売られています。めっちゃ便利!!

並んでいるブースは美味い

丁寧な説明と試飲で最高だった今代司酒造さん

初参加で分かったのは、試飲の為に列形成されているブースは美味いという事。並ぶと言ってもどこも2,3分くらいなので、迷ったら並んでみると良いです。自分好みのお酒と出会えた時の喜びは大きいですよ!

まとめ

戦利品

初参戦を機に、ネット上に参戦レポが少なかったことから今回ブログにしました。酒の陣を通して自分好みの味や精米歩合、お気に入りの酒蔵を見つけることができて大満足のイベントでした。日本酒のコミケと言われている理由がよく分かります。