サイクル用品通販サイトWiggle。ロードバイク好きなら1度は見聞き、利用した事がある方が多いと思います。安いし海外通販の割には早く届くし、サポートもしっかりしている。自分も何度もお世話になっていますが、唯一面倒な点を挙げるとするなら”返品”です。だって海外に荷物送るんですよ(イギリス)に。「いつかはするハメになるのかなぁ」と思っていた所、返品する出来事があったので、返品の申請から荷造り発送までをご紹介します。
返品に至る経緯
今年のお正月に、冬用のビブタイツを注文したのですが酔っ払っていたからか、同じCastelliのビブタイツを3個も注文していました。厳密には1個の注文を1回と2個の注文を1回です。つまり2回目の注文は全く意味なし無駄という訳です。流石はWiggleさんお正月でも仕事が早く、気付いた時にはすでに”発送済み”になっていました。
消耗品やメンテ道具ならわざわざ返品しませんが、同じビブタイツは3着も要らないしなんせ1着10,000円ほどするのでコレは痛い・・・幸い、返品可能で返金もOKなモノだったので頑張ってみる事に。自分の思考は返品へと進むのでした。
事前準備
返品するにあたり、必要なモノ・コトは以下の3つです。
- Wiggleで返品申し込み
- 国際eパケットの専用パウチの請求
- インボイスの作成・印刷
まずは、Wiggleの購入履歴画面から返品手続きを行います。ポチポチとクリックしていくと返品処理が行われ、アカウントに登録しているメールアドレスに返品に必要な書類のPDFが届きます。
添付ファイルには以下の2つがあるので、それぞれ印刷します。
左の画像は、いわゆる送り主と送り先が書かれたもの。右は返品物に同梱する紙です。
お次に、この記事のタイトルにある「国際eパケット」を利用して返品の準備を行います。国際eパケットとは日本郵便が提供する海外発送サービスで、最大2㎏までの荷物に対応しています。
初めに、国際郵便マイページサービスへの登録が必要になります。登録が済んだら、専用パウチの請求を行います。
パウチは無料で自宅まで送ってくれます。1日か2日くらいで届きました。
お次に、インボイスの作成と印刷です。インボイスとは送り状の事。最初に送り主の情報を入力。名前・住所はローマ字で記入しますよ。
次に進むと、送り先の入力です。ここでWiggleからメールで届いたPDFに記載されている住所を入力します。イギリスなので、United Kingdomです。
送り先を入力したら、内容品の登録です。国際郵便なので、幾らのどんな物が何個入っていて重さは○○㎏ですという申告をしなければなりません。発送種別に、今回利用する国際eパケットにチェックを入れます。そして下の欄にある”内容品名 HSコード”、HSコードとは中身を識別する数字なのだそう。つまり入力した61159900は、「衣類」という事ですね。HSコードは、Wiggleから商品届いたときに同封されている明細書に記載されています。
内容品を入力したら、発送情報登録に進みます。ここでは発送日・重量・料金等のチェックを行います。重量に関しては、送料を節約したい!という方はちゃんと量った方が良いです。自分は面倒くさかったので最大重量の2Kgにしました。今回は自己都合での返品なので送料は自己負担です。
そして登録内容の確認に進みます。自分の住所、Wiggleの住所、内容品のチェックを行い、印刷へ進みます。
いよいよ荷造り
段ボールに返品する商品を入れたら、同封されていた明細書と最初に印刷したバーコード付きの返品状を同封します。
いざ郵便局へ!
商品と書類を入れたら、ガムテープで密閉し専用パウチを貼り付けます。送り状(インボイス)は2枚あります。どちらもパウチに入れるのですが、郵便局の窓口で手続きをする際に入れましょう。局員さんがインボイスをチェックするので入れない方がスマートです。
上の画像のパウチの貼り付け位置、なぜ真ん中じゃないかと言うと、国際郵便の場合は郵便局にて手続する際に中身をチェックする場合があると聞いていたから。真ん中に貼ると開けにくいですからね。案の定、「中身を確認させていただきます」と言われました。
手続きには10分ほどかかりました。インボイスに不備が無いかの確認・内容物の確認・配達状況の確認・支払い。確認項目が多そうで局員さんも大変そうでした。空いている時間帯に行きましょう(笑 手続きをしたのは2月の頭でしたが、「例のウイルスの影響で到着が遅れるかも」と言われました。その場でおおよその到着日時を教えてもらったところ、1週間半か2週間くらいと。
返品後
郵便局で手続き後、追跡番号が記載された控えを渡されました。5日後くらいに配達状況を見てみました。(まだ早くてヨーロッパとかその辺じゃないかなぁ・・・)
もうお届け済みでした!!!早いよ!!!追跡する楽しみがぁあぁああ
そりゃ早さをウリにしてるサービスの様なので、当たり前といえば当たり前ですが、予想より早かった。例のウイルスの影響などどこ吹く風・・・あとはWiggleから返品処理完了の知らせを待つのみです。
Wiggleから返事が
商品が到着してから2日後、Wiggleから返品処理完了のメールが届いていました。返金については購入方法にもよりますが、自分の場合は楽天カードで購入をしたので楽天カードの明細をチェックしました。1か月後の請求に無事反映されていました。
まとめ
だらだらと長い記事になってしまいました。海外に発送するのは億劫でしたが、やってみると案外簡単にできるものですね。Wiggleの返品方法について詳しい記事があまりなかったので備忘録的な意味も込めて。サイクリストの皆さん、参考にしていただければと思います。