「とにかく家中どこでも快適に使えるWi-Fi環境にしたい!」そんな思いから、今流行りのメッシュWi-Fiルーターを設置し、実際の使用感をレビューします。購入したのはTP-Link AC1300 Deco M5です。
TP-Link
今回購入したのはTP-LinkのAC1300 Deco M5です。TP-Linkは中国深圳に拠点をおく企業で、Wi-Fiルーターシェアは世界一位だそうです。日本ではバッファローやNEC、ELECOM製のルーターをよく見かけますよね。6年ほど使用していたバッファローのルーター(WZR-900DHP)のパワー不足を感じ、買い替えに至りました。
TP-Link AC1300 Deco M5
今回Wi-Fiを買い替えるにあたり、以下を目的としました。
- とにかく家中どこでも安定してWi-Fiを使いたい
- 値段は気にしない!(快適になるなら)
- ”メッシュルーター”とやらを試したい
我が家は4LDKのマンションです。接続するデバイスはスマホ4台、PC3台、タブレット4台、その他プリンター・テレビ・PS4等と合計15台です。常時接続は12台といった所。
近年出てきた「メッシュルーター」とは、複数のルーターや専用の中継器を設置する事で、文字通りメッシュ(網目)のように相互接続してWi-Fiの範囲を広げるネットワークのこと。離れた部屋や異なる階にそれぞれ設置することで、安定したWi-Fi環境を作り出すことができます。
ハイパワーな親機をリビングにドンっと置く時代は終わったのです(知らんけど
ルーター3台(どれも親機にもなり子機にもなる)と電源ケーブル、モデムに繋ぐためのLANケーブルとスタートアップガイドが入っていました。
親機の設置&設定
接続設定は専用アプリで行います(イマドキですね)。まずは、モデムに接続する端末(親機)をモデムがあるリビングに設置します。設置し終えたらアプリを起動します。
子機の設置&設定
親機の初期設定まで終えたら、あとは子機を中継ポイントに設置するだけです。設置場所ですが、廊下や階段の踊り場、電波が弱くなりそうな場所など、家中をまんべんなくカバーできる場所に置くのが良いとの事。
ちなみに、設置したDeco(子機)には名前をつけられます。名前を付けると、エラーやトラブルが発生した際に、アプリ上からどの子機に発生しているのかが一発で分かります。
アプリでできる事
ここまで設置と設定をおこないました。非常にシンプルで分かりやすかった。設置した後はアプリで全て一元管理できます。
左の画面は、接続している端末の確認・ウイルス対策・チャイルドロック
真ん中は、Decoのアップデートの様子。タップするだけで最新化できます
右の画面は、ネット速度の計測ができます。
一般的な設定はアプリ一つでデキてしまうのは非常に楽ですし、こういった機器に慣れていない方でも簡単に設定できると思います。下の画面はその他設定項目です。ご参考までに
使用感
丸一年使用しましたが、1度も途切れる事無く・1度も速度に不満が無く・1度もルーター側にエラーは発生しませんでした。今まではルーターから一番離れた部屋ではWi-Fiのアンテナは1本立つかどうかでしたが、TP-Link AC1300 Deco M5を設置してからは、全くのストレスフリーになりました。まさに家中をWi-Fiの電波で網掛けされている様で、メッシュルーターの威力を知ることが出来ました。
デザイン・スペース感
デザインに関しては主張が激しくなく、丸っこくてかわいい見た目ですね。大きさは直径12cm・高さ約3.5cmと手のひらサイズです。ただし、立てかけられない(バランスが悪い)ので設置場所には工夫が必要です。直で床に置くのもなんだかね・・・
うーむ、、、気になる人は気になりますね
勿論、コンセントに届く範囲でなければ設置できません
↓解決策ありました↓
ここが良いよ!
- とにかく快適なWi-Fi環境を構築できる
- アプリを使用して設定が超ラク!!
- デザインが可愛い
ここがイマイチ・・・
- お値段が高い(約2万円)
- 設置場所に悩む問題
- 若干熱を帯びている(どのルータもそうですが)
まとめ
今回はTP-Linkのメッシュルーターを軽くレビューしました。初のメッシュルーターでドキドキでしたが、文字通りWi-Fiのメッシュを構築してくれました。お値段は2万円と高価格帯にはなりますが、とにかく快適環境を作りたい!ルータ選びに失敗したくない!という方にはおススメのメッシュルーターです。あとは設置した後の見た目をなんとかしないといけないですね・・・