トレックが日中でのライト点灯をサイクリストにとって、当たり前の文化とするために募集していた「デイライトアンバサダー」に認定された、そのお話。
「デイライトアンバサダー」
トレックが日中でのライト点灯をサイクル文化として当たり前にするために、「デイライトアンバサダー」を募集していたので、応募してみました。
アンバサダーに認定されると、ボントレガーのライト(定価 16,500円)を支給してくれるそうで、「当たるかなぁ....てか俺のバイクメリダだし笑」と思いつつ待っていると。
ご丁寧に認定証まで封入されていました。トレックさんありがとうございます。
どんなに小さなパーツでも、自分の趣味に関する事でメーカーからレビューや支給される事があると嬉しいモノですね。
Bontrager Ion Comp, Flare R City Light Set
⇧ワイズロードで見てみる⇧
ボントレガーの製品を手にするのは昨年にレビューしたSPDペダル以来になります。
それでは支給されたボントレガーのライトセット「Bontrager Ion Comp, Flare R City Light Set」を軽く見ていきます。
- フロント・リア共にデイライトモードを搭載
- フロントは700ルーメン リアは広範囲を照らす35ルーメン
- USB 充電式 / IPX4/IP46等級の防水性
大きな特徴は上記の3点です。気になるのが”デイライトモード”
デイライトアンバサダーと言うくらいなので、トレックのページで調べてみました。
Daytime Running Light(日中点灯用ライト)
トレックのデイライトには3つの条件があり、変化する明るさや注意を引き付ける"フラッシュ(点滅)"・ライトの光向を揃えて増強する"フォーカス"(集中照射)・遠い距離からいち早く視認できる”レンジ”(範囲) があるそうです。
ちゃんとした基準を設けて、それに基づいてライトをリリースしているみたいですね。詳しい紹介はコチラ。
フロントライト
重さは116.5gmでした。角ばったデザインが特徴的です。
リアライト
こちらは17.1gmでした。
USB充電
端子はMicroUSBです。
その他
ベルト部は取り外しが可能です。
ここがイマイチ
- 給電がMicroUSB
- 入手性が悪い
支給されたライトがいつ頃発売されたものなのか分かりませんが、最近リリースされたものなのであればMicroUSBではなく、TypeCにして欲しいところ・・・
ライト以外のデバイスもそうですが、全てTypeCに統一してほしいですね。
ボントレガーの製品は、あまりネット通販や自転車屋で見ないですよね。TREKの直営店に絞っているのか、、モノは素晴らしいと思うので販路を増やしていただけると嬉しい|ω・`)
取り付け
愛用していたLEZYNEの500XLを取り外します。
エアロハンドル&エアロシートポストには付けられない!
薄々気付いてはいましたが、エアロハンドルやエアロシートポストには付属のベルトでは付けられませんOrz...
解決策
付属のベルト以外の固定方法、つまり今まで使っていたLEZYNEのライトmountに取り付けるやり方で試してみます。
リアライトのマウントには謎のネジ穴があります。
リアから取ったマウントをフロントに・・・・
フロントとリアのマウントレールは同じ規格なので、すんなり取り付けできました。
LEZYNEと同じ径のネジ穴
なぜかLEZYNEと同じネジ穴だったので助かりました。あとは使用しているレックマウントのライトアダプターに取り付ければOKです。
安定感は抜群で、LEZYNEの500XLよりスタイリッシュに見えます。
リアはリアクトの裏技で
リアクトちゃんのエアロシートポストは太くて取り付け困難なので、裏技を使います。
リアクトのシートポストはリアライトが埋め込まれているのですが、こちらをパかッと外します。(Racto4000の詳細記事が気になる方は下記を見てね!)
見た目はあまりよろしくないですが、トレックさんに頂いたからには使ってみましょう。
使用感
フロント
フロントライトは光り方が(マックス・ミディアム・ロー・点滅・デイライト用の不規則な弱め点滅)の5パターンありました。
デイライトモードでも、日中では対向車側からは明らかに存在を知らせる(気づいてもらえる)ほどの光り方で、さすがは #昼でも点けよう キャンペーンを打ち出すほどの物だなと感心。後ろからもそうですが、対向車にもアピールする事は非常に大事ですしね。
リア
リアの光り方は(点灯と点滅)の2パターンで、点灯よりも点滅の方が他車にしっかりとアピールできると思います。ナイトらいどやブルべなんかでは、このライト+もう一つ何かライトを付ければバッチリかと。
昼こそ、目立とう
以下、TREKのホームページからの引用です。
- 2.4倍気付かれやすくなる(日中に点滅テールライトを使うと)
- 33%事故遭遇率が減る(日中点灯用ライトを使うと)
- 事故の80%は日中に発生している(自転車事故)
サイクリストたる者、事故には遭いたくはないものですよね。日中にライト付けていたって何ら迷惑な事ではない訳ですから、”少しでもリスクを減らす”これが今も未来でも出来る最大の対策かと思いました。例のウイルスと一緒ですね。