前回組み立てまで終えた、ロマン溢れる M.2 SSD ヒートシンクことCRYORIG 「Frostbit」のマザーボードへの取り付けと簡単なベンチマークを計測していきたいと思います。
マザーボードへ取り付け
はい。取り付けました。このままだと熱々のグラボのバックパネルと距離が近いので、
ヒートシンクを動かして調整しましょう。
若干、上に動かしてみました。どうですか、目立ってますね(笑
勿論ヒートシンクは90度動かすこともできますよ。動かす時も緩すぎず、硬すぎず、非常に良い抵抗感というか、トルクを感じます。ガタつきや、きしみといったものは感じられませんでした。
その効果はいかに
温度を計測する前に、Frostbitに交換する前の状態をお見せします。
先代はJONSBOのヒートシンクを使っていました。グラボはRadeon RX570、CPUクーラーはNZXTの簡易水冷です。
⇧こちらは1000円ちょっとですね。Frostbitの5分の1です。
超簡単に計測します。人気バトロワゲーム、Apex Legendsを一時間ほどプレイした直後にSSDの温度を見てみます。
なんと旧ヒートシンクが48℃なのに対し、Frostbitは37℃!!
11℃も下がっています。これは凄い
もう一つ、SSDが一番発熱する書き込み・読み込みテストを行いました。
Crystal Disk Markを使用し、16GBを5回連続して書き込み・読み込みさせる条件でテストしました。その結果がこちら。
2℃低いという結果に留まりました。
使ってみて
テスト結果からも分かるように、このSSDヒートシンク(というかヒートシンク全般)はグラボや電源など、PCケース内で熱を発する機器に対しては効果があるという事ですね。
ゲームや動画編集時は、グラボからの排熱がSSDの温度に大きな影響を与えます。ヒートシンクの背が伸びたことで、シンク自体が空間的に余裕のある所に位置できたこと。また、ケース内のファンや空気の流れに触れるようになったことが温度を下げる大きな要因になったのでしょう。
しかし、SSD自らが発熱する状況下だとあまり効果が無かったという事ですね。
背が伸びた分ケースファンの涼しい風に当たり、かつ熱源となるグラボから距離を置けたことが要因ですね。
ここが良いよ!!
- 見た目がかっこいい
- ヒートシンクの角度を変えられる
- ゲーム時などケース内が排熱でアツアツの時は効果あり!
ここがイマイチ
- 値段が高い
- 組み立てが必要
- 書き込み・読み込みをメインに考えた場合、効果薄
まとめ
見た目重視で購入したので、取り付けた時点で満足していましたが、ゲームプレイ時の温度の下がり具合には驚きました。ゲームや画像編集などグラボに負荷がかかる作業をする人にはもってこいのヒートシンクですね。(高いけど)