マクラーレンのスポンサー撤退により「バーレーンマクラーレン」は今季限りに…ついこの間レプリカモデルReacto4000 を予約した自分が思う事。
- たった一年でパートナーシップ終了・・・
- 長期的なプロジェクトのはずが
- コロナの影響がここにも
- 四輪レースに集中する
- バーレーンマクラーレンカラーのバイクは今年限り?
- ロードレースとモータースポーツのコラボ
たった一年でパートナーシップ終了・・・
「バーレーンメリダは新たな章をスタートさせる」とまぁ遠回しな表現ですが、要点は3つ。
「2020年シーズン限りでマクラーレンがチーム・バーレーン・マクラーレンのタイトルパートナーシップを終了する」
バーレーン・サイクリングチームは、パートナーと協力して、チームをプロサイクリングのトップレベルを維持するようにしている」
「チームは、マクラーレンのパートナーとしての貢献に感謝し、四輪レースに集中することを願っている」
この間バーレーンマクラーレンのレプリカモデル"Reacto4000"を予約したばかりなのにぃぃぃぃ(´;ω;`)泣
長期的なプロジェクトのはずが
2019年、マクラーレンはバーレーン・メリダとのパートナーシップをスタート。”バーレーン・マクラーレン”としてF1で培った専門技術を、自転車レースの世界に活かすと発表していました。
これはF1ファンの自分からしたら激アツなニュースでした。F1で磨き上げた技術がロードバイクにも応用されるんだと。(超空力に特化したリアクトとかを妄想・・・)
コロナの影響がここにも
F1やモータースポーツが好きな方ならご存知の通り、野球やサッカーと同様にF1の2020シーズンもコロナの影響で大きく開催が遅れました。9月の時点でもまだ無観客レースです。
当然、F1チームの収益にも影響しますし、”自動車メーカー”としてのマクラーレンも自動車生産が一時停止し、収益レベルが著しく打撃を受けた様です。マクラーレンは約212億円の融資を受けるほどの財政レベルでした。
四輪レースに集中する
今回の発表には「四輪レースに集中することを願っている」とあります。マクラーレンは今シーズンのF1で復調の兆しを見せており、トップチームであるメルセデスやレッドブルホンダに次ぐポジションで走っています。
ここ数シーズンは名門マクラーレンらしからぬ成績(色々あって)でしたが、今年はマシン開発もうまくいき、名門の復活を匂わせる活躍をしている事を考えると、資金・リソースを「四輪レースに集中する」というのは納得できます。
バーレーンマクラーレンカラーのバイクは今年限り?
この記事のタイトルにも書きましたが、結論から言うと「ほしいカラーリングのバイクは買っておこう」です。今後、バーレーンマクラーレンが復活すれば話は別ですが、現実は今シーズン限りです。8月に発表されたメリダの2021年モデルにある、SCULTURAとREACTOのレプリカモデル(バーレーンマクラーレンカラー)は来年は見られません。
つまり、生産が終了すれば手に入れる事が出来ないのです。私は発表前から”買うぞ”と思っていたのですぐに飛びつきましたが、悩んでいる方も多いはず。知り合いの自転車屋さんに聞くと「初回生産分は予約終了」「次回は年明けかも」との事でした。すべての店舗がそうではないと思いますが、”コロナの影響で生産数が読めない×バーレーンマクラーレンカラーが人気”この2つの要素が相まって、予約が殺到したとの事。
勿論、限定生産ではないと思いますが、迷っていってまだ予約していない。という方はなるべく早めに決断したほうが良いと思います。
ロードレースとモータースポーツのコラボ
余談ですが、イネオス・グレナディアーズ(チームイネオス)もF1で現行最強のチームであるメルセデスとパートナーシップを結んでいます。
How's this for some exciting sporting news?! @INEOS becomes Principal Partner to @MercedesAMGF1 🤝 pic.twitter.com/NL815feE0X
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) 2020年2月10日
ロードレースもモータースポーツも同じ人間と機械が融合したスポーツであり、どちらか一方が欠けると早さを発揮できないという点では非常に似ています。タイヤしかり、空力しかり。こちらのパートナーシップは継続の様ですが、コロナが落ち着いたらマクラーレンも同様にこのようなコラボレーションを見たいものです。